- 宅建の勉強をしたいけどモチベーションが上がらない
- 不合格だったショックから抜け出せない
- モチベーションを維持し続けられる方法ってないのかな?
こんな疑問やお悩みをお持ちの方に、ヒントが詰まった体験談をお届けします。
結論から言うと宅建を取った後のビジョンを想像することが効果的です。
「宅建を取ったら何ができるようになるか」「宅建を取ったら何を得られるか」
こんな想像をしてみて下さい。
本記事では将来のビジョンを描くことで2度の不合格を乗り越えた方の体験談をご紹介します。
最後まで読んだらぜひ明るい未来を想像してください。
目次
マークシートは答えがわからなくても埋められる
私は宅建試験3度目の受験で合格しております。
1度目の試験では自己採点28点の惨敗でした。
宅建の本試験は4択のマークシート方式ですので、答えられないということはありません。
ですので試験終了直前は「やり遂げた」「合格した」といった謎の達成感に満ちていました。
謎の達成感が打ち砕かれた自己採点結果
その日の夜にはネット上に解答速報が公開されます。
緊張の自己採点です。1問目バツ。2問目バツ。
バツが続き、解答が間違っているのではないかと考えたくらいです。
私が受験する前年度の合格点31点で少し低かったので、平成28年度はもう少し問題の難易度が下がり合格ラインが上がるのでは?と予想されておりました。
ですので35点は取らないと…と思っていた矢先に最初からつまずいた事で冷や汗が止まりません。
何度も解答を確認して自己採点の結果を知り、正解数の少なさに愕然としたのを覚えています。
リベンジに燃えた2年目
2回目の受験は翌年の4月頃から試験勉強を始めました。
試験まで半年間、1日2~3時間は机に向かっていたと思います。
勉強時間を合計すると360時間程度です。
本気で挑んだ2度目の挑戦は自己採点で33点。
かけた時間の割に絶妙に微妙な点数でしたので、ここから不安な日々が始まります。。
合格発表までの期間は地獄です
合格発表は11月の最終水曜日、もしくは12月の第1水曜日の予定なので暫く時間が空きます。
この期間は毎日が不安の連続でした。
その間は毎日各スクールが出す合格ラインを何度もチェック。
各スクールも33~35点予想が多く「ギリギリ合格出来るのでは?」と期待が膨らんでいきました。
マークシートミスが後悔を生む
実は試験が終わってからずっと心配なことがありました。
1問だけ意図していない解答をしていたのです。マークシートミスです。
きちんと見直していたら34点は取れていたのです。
2度目の試験は合格点に届くか届かないかといったラインにいたので、このマークシートミスは悔やんでも悔やみきれないミスです。
その1点届かないお陰で「また来年も勉強して試験を受けるのか…」と思うといてもたってもいられません。
不安は的中し、結果は不合格。
悔しいのは頑張った証拠です
1回目は自己採点で不合格がすぐに分かり、そこまで悔しいという感情は湧きませんでした。
気持ちの切り替えは早く「次こそは!」という思いが強かったのを思い出します。
そのためモチベーションはそれほど下がりませんでした。
2回目の時は不合格が確定して、かなり落ち込みました。本気でやった分だけ落胆も大きかったのです。
「また勉強を続けなければならないのか…」という思いが四六時中頭から離れません。
本気で挑んだのに不合格だった絶望感
私にはハードルが高い資格、独学では厳しいのではないかという気持ちが強くなりました。
1度目の受験のように、中途半端な覚悟であれば「次回こそは!」と思えるのですが今回はそうではありません。
仕事をしながら時間を捻出して全力で挑んだ結果です。
「100時間で合格!」なんてネットで読んだのですが、その3倍以上は費やしてます。
ただただしばらく立ち直れませんでした。
モチベーション復活のカギは分析です
しばらくしてからふと試験問題を読み返し「何故間違えたのか」「何故これを選択したのか」と、試験中の事を思い出しながら見直しました。
見直している内に全く理解していないという事ではなく、惜しいけど間違えている問題がたくさんあると気づいたのです。
きちんと問題文を読み、落ち着いて解答すれば合格できたのだとその時思いました。
そして、また1月から勉強を始めました。
「合格してどうなりたいか」というビジョンは必須
2度の不合格を経験し、3度目の受験を決意した理由は合格後のビジョンをはっきり持っていたことです。
- 不動産を相続するため、将来必要になる可能性が大きいこと
- 今後の人生を考えた時に、現在の仕事以外の選択肢を持っておきたい
私の場合はこの2点が深く心に刻まれてます。
ただ単に資格取得のみにフォーカスを置くだけだとモチベーションは保てません。
「なぜ取得したいのか」「取得したらどうしたいのか」
ここが本当に重要です。
まとめ【モチベーション維持のコツは将来のビジョン】
本記事では2度の不合格を経て見事合格した方のモチベーション維持についてまとめました。
闇雲に勉強するのではなく「宅建を取ったらどうなるか」「宅建を取ったら何が変わるのか」明確なビジョンを持つことが重要です。
- 宅建を取ったら給料が上がる
- 宅建を取ったら転職ができる
- 宅建を取ったら独立する
- 宅建を取ったらみんなからチヤホヤされる
- 宅建を取ったらプロポーズしよう
など、何でも良いので強い思いがあればモチベーションを保つのも少し簡単になります。
やる気が上がらないときは、想像で構わないので未来のビジョンを思い描いてみてはいかがでしょうか。